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2015年4月 6日 (月)

ルネサスが黒字に

日本の半導体専業メーカ「ルネサス」って知ってます? 元々は日立の半導体部門。そこに三菱やらNECやらの半導体部門が売却・合併し、今に至る。 今や日本製のCPUやSOCはルネサス製だけ、と言っていいだろう。

私は仕事でH8の基板設計やV850の設計は過去にしていた。ルネサスは自称「世界ナンバーワンのマイコンベンダ」なのだそうだが、現在のルネサスの製品には全く興味がないなぁ。

ここの製品ラインナップを見ても、やたら品種が多くてわかりにくい。 似たようなSOCがズラっと並び、どれを選択していいのかわからんし、個人入手して「使ってみよう」と思わせる製品が1つもない。 実際個人では手に入らない。

atmelMicroChipNXP といったメーカのラインナップは実にシンプルでわかりやすい。
しかもOpenSourceの基板・開発環境があり、個人の趣味レベルで購入・開発が可能だ。 (もちろん最適化した開発環境も別途用意してある。)

ArduinoRaspberry Pi のような個人で買える&使えるボードも人気だ。intelまでもがArduinoを意識した「Galileo」を出しているし、携帯機器市場を席巻しているARMは安価なリファレンス基板と開発環境「mbed」を展開している。

そう。 今は個人1人1人が趣味のエンジニアとして活用できる部品・ツール・基板が人気なのだ。そしてその個人の小さな成果が束ねられて大きな流れになり、巨大な知識としてネット上で共有される時代なのだ。

かつて1970~80年代は日本半導体は(Tr.~DRAM時代)は世界を席巻した。 しかし現在、DRAMは廃れてFlashメモリの時代になり、SOCは8bitならPICかAVR、32bitならARMという時代になった。 FPGAはXilinxやAlteraが設計ツールを小規模ゲートまでなら無償で提供、個人でもFPGA設計が可能になっている。

「趣味で日曜エンジニアやってます」、、そういう一見するとメーカの収益には全く貢献しないような草の根のアマチュア・エンジニアたちが、実は意外に大きな流れの源流なのです。それがOpenSouceの流れなのですね。 米国のメーカはそのことをちゃんと認識しているように思える。

日本のメーカも、もっとこういう「日曜・趣味のエンジニア」向けのOpenSouce環境を安価に充実させないといけないんじゃないかなぁ? と思うんだよね~。 

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