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2016年5月 2日 (月)

半角カナを考えた

Macユーザの私は半角カナを全く使わない。
ところが会社でWindowsの人は平気で半角カナをちりばめた文書を作る。

この差はなんだろう?

考えてみた。

そもそもWindowsユーザが半角カナを使うメリットは何? DOS時代8byteしか許されないFile名で1byteの半角カナが重宝されたのだな。 また、マルチフォントではないDOSでは「半角」「全角」だけがフォントの大きさに関する選択肢だった。狭い幅に多数の日本語を入れたければ半角カナを活用するしかなかったのは容易に想像できる。

一方、Macintoshは最初から多数のフォントを選べるマルチフォントで登場した。 文字サイズもポイント単位で変えられる、プロポーショナルフォント(文字毎に幅が違う)があたりまえだった。つまり、日本語フォントに1byteコード,2byteコードという区別はあったが、「半角」「全角」という概念自体がなかった。(等幅フォントだけが2Byte文字=1byte文字の2倍幅) File名も32byteまで可能だったし。 Macユーザには小さくて汚い半角カナをわざわざ使うメリットはなかったのだ。

それどころか、US製ソフトが半角カナ領域のコードを使ってると日本語OS上で文字化けする、、というデメリットのほうがイヤがられたのだ。 具体的には3連ピリオドが「ノ」に化ける、“が「メ」、”が「モ」、TMマークが「エ」、コピーライトマークが「ウ」に化ける、といったものだった。

ここでなんとか文字化けを少なくしたい、と日本のMacユーザは考えた。 アメリカ文化のMacは、US製のアプリはUS表記のままでいいから日本語OS上でそのまま動いてほしい。 ならば1byteコードの0xA0~DFは半角カナではなく、Mac-Romanオリジナルのままでいいんじゃないか? そういう思想でMacを独自に日本語化する「SweetJAM」、日本語Fontの1byte半角カナ領域をMac-Romanに部分的にすり替える「NoMeMo Busters」「FontPatchin'」といった機能拡張が現れ定番化した。

これらのFont環境/設定では、1byteコードの半角カナは非搭載/表示不可能なのだ。

こうして日本のMacは1byteの半角カナは使わない(表示機能すらないフォント環境の存在)、という文化ができあがった。

Kt7
漢字TALKの設定。半角カナは必須ではなく選択(OFFで使うのが定番)

そして現在。

utf8がtextの主流になったと思っていいだろう。utf8は1byteコードの0x20~7FはUS-ASCllコンパチだが1byteコードの半角カナなどはない。 互換用に半角カナも定義されているが、3byteコードなのでbyte数の節約にもならない。後方互換用なので積極的に使うモノではないのだ。

Osx
MacOSⅩでも半角カナは必須ではなく選択

ところが・・ 日本語のWindowsは未だにShift-JIS(CP932)の影響が色濃いOSだ。後方互換性の問題から、1byteコード=半角、2byteコード=全角 という呪縛から抜けだせない。NTFSやOSの中身はUTF16LEベースなのに、ユーザI/FはShift-JISの半角&全角の世界なのだ。 未だにShift-JISが日本語の標準だ、と本気で思いこんでるWindowsユーザがいるのには驚く。(マジで) 

utf8の世界に彼らが移行できるのはいつの日なのだろう? そしてutf8になっても半角カナをちりばめたTEXTやSouceコードを作り続けるのだろうか??

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